11月3日(火)に米国大統領選挙が予定されており、この選挙により共和党のトランプ現大統領再選か民主党候補バイデン氏の次期大統領当選が決まります。
両陣営の経済政策は、法人税減税と増税の点では異なるものの、自国に生産拠点を戻すという点では共通しています。しかしコロナ禍で行われる今回の大統領選は経済政策以上に新型コロナ政策が重要になりそうです。
その点では、自身が新型コロナに感染したトランプ現大統領は、経済政策を重視してきたことが裏目に出ており、相対的にオバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏の新型コロナ政策に期待がかかっているようです。
ただ、4年前に行われた選挙では、民主党候補クリントン氏が有力との大方の予想に反してトランプ氏が選ばれた経緯もあり、結果の予想は困難となっています。
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