為替レートの変動にあわせて決済逆指値レートを自動的に変動させる注文方法です。損失を限定しながら利益を増やしたい場合に利用します。MT5では、約定価格から設定したトレーリング・ストップ幅(ポイント)の利益に達した時点で、トレーリング・ストップ機能が動作し始めます。
(例) ドル円の買いが111円00銭で約定後、トレーリング・ストップ幅を500ポイント(50銭)で設定した場合、為替レートが111円50銭に達した時点でトレーリング・ストップ「111円00銭での逆指値売り注文」が発注されます(決済時に損失となる値幅を設定した場合、トレーリング・ストップは発注されません)。
更に為替レートが上昇し112円00銭に達すると、逆指値注文は111円50銭へ自動的に変更されますが、為替レートが反落し逆指値レートに触れた時点で、逆指値注文が発注されます。
※トレーリング・ストップ幅設定の10ポイントは1pip (ドル円で1銭)です。
※トレーリング・ストップ幅の最低値は15ポイント(ドル円で1.5銭)です。
※トレーリング・ストップ注文が有効であるためにはパソコンがインターネットに接続し、MT5にログインしていなければなりません。もし、接続を中断した場合、またはMT5を閉じてしまった場合は、接続を中断した時点のトレーリング・ストップレートが逆指値レートとして設定されます。